地区社会福祉協議会(略して地区社協)は、小地域の福祉活動を中心として、地域で生活している人々の主体的な参加と協力を得て、「自分たちの地域の福祉課題は、まず自分たちで自身で取り組もう」という住民意識がその出発点となります。 このような意識のもとに地域の問題解決のために組織されたものが地区社協です。市内では12の地区社協がそれぞれ活動しています。
【全地区】
地区社協会長・福祉活動推進員視察研修(H30.11.14)
第2回 地区社協活動推進連絡会(H29.6.28)
地域の中には、いろいろな住民組織があり、それぞれが組織の目的をもって地域のまちづくりのために活動を展開しています。
①自治会、町内会等の住民自治を目的とした組織
②機能別の組織団体・グループ
(民生委員児童委員、母子保健推進員、社会教育委員、青少年相談員、PTA、ボランティアなど)
③年齢別、階層別の組織・グループ
(長寿の会、子ども会、婦人会、青年会など)
しかし、地域の住みよいまちづくりをどのようにして進めるかという「問題解決」に対して、これらの組織がバラバラに活動していては、その目標に到達することはできません。地域の中でおきている生活上の諸問題は、複雑、多様化しており、個々の組織、団体で関わりを持って活動を推進していても、表面的な解決で終わりがちになることもあります。
そこで、これらの地域での生活上の諸問題を解決するためには、その地域の住民自身が自発的に問題解決の「場」に参加できるようにし、さらに、地域の各種組織や団体がその問題に関心を持ち、協力体制を話し合いの中で作り、問題の解決を図っていくことが大切です。
地区社協は、地区内における各種住民組織・団体との協力体制の「場」づくりをすることで大きな役割を果たすことになります。
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